当塾の授業を受講してくださり、留学準備をお手伝いさせていただきました沼田様がクラウドファンディングを行っています。沼田様はハーバード大学附属病院で研究を行っていらっしゃいます。是非ご一読ください。
「研究者紹介とクラウドファンディングのお知らせ」
初めまして、聖マリアンナ医科大学に所属し、現在Brigham and Women's Hospital に留学中の沼田と申します。これまで、東京ベイ浦安市川医療センターや聖マリアンナ医科大学病院などの救急現場で豊富な経験を積んでまいりました。
救急医療の現場で特に終末期医療の課題を強く感じ、これに対応するためのトレーニングプログラムの開発に取り組んでいます。
日本は高齢化が進み、尊厳死や終末期医療がますます重要な課題として取り上げられることが増えています。特に救急外来では、突然の事態で搬送されるケースが多く、その中には終末期と考えられる患者も含まれます。このような患者に対して適切な終末期医療を提供することが不可欠ですが、現状では日本における救急医が学べる終末期医療のトレーニングコースは非常に限られています。そのため、私も含めて患者も医師も苦悩していると報告がありあす。
私は、新型コロナウイルス感染症の流行に伴い、医療資源の再分配の問題に直面したことを契機に、終末期医療の重要性をより深く感じ、勉強を始めました。そして、救急医療の現場でその課題を痛感する中で、終末期医療の最先端であるアメリカにてトレーニングプログラムの開発に取り組むことを決意しました。このプログラムを通じて、日本の救急医が終末期医療の知識とスキルを効率的に学べる環境を整えることを目指しています。
このクラウドファンディングでは、私が開発中の終末期医療トレーニングプログラムを日本の救急医に広く提供するための資金を募ります。具体的には、プログラムの内容を日本の文化や医療体制に適応させるための研究や、トレーニングコースの開催に必要なリソースの確保に使用いたします。皆様のご支援により、多くの救急医が終末期医療の重要な知識と技術を習得し、患者さんのQOL向上に貢献できる環境を整えていきたいと考えています。
「クラウドファンディング日程」
プロジェクトの詳細やご支援は上記のリンクからご確認いただけます。皆様のご支援を心よりお待ちしております。